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 MEDICSONの特長

◆ 開発の経緯・背景

医療機器管理を取り巻くさまざまな規則。
「定期点検」「貸出管理」「保守/修理」などの日常業務。
増大する業務サポートシステムの維持管理作業。

これらが臨床工学技士の重い負担になっていませんか?

 現在、厚生労働省の安全対策指針による『安全管理責任者による安全管理体制の確立』をはじめ、薬事法改定(平成15年)による機器不具合報告の義務化や医療法改定(平成19年)による安全情報責任者の設置の義務化、医療機器の立会い規制(平成20年)、診療報酬改定による医療機器安全管理料の新設・加算(平成20年)など、様々な法規制により、医療機関の対応が必要不可欠となりました。

 医療機関では、これら法改正により、医療機器の定期点検/安全管理の義務付け・病院経営の課題であるME機器の適切な購入/配置への対応などが求められ、特に臨床工学技士に対し、ME機器の適切な管理の期待が高まっています。

 また、臨床工学技士は、厚生労働省や独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)および医療機器メーカーが発表するME機器に関する安全生情報を、自医療機関が所有する機器を選別したうえで入手しなければならず、業務負荷が増えるといった課題がありました。

 今回、「適切なME機器の管理」や「ME機器の登録業務」および「安全性情報の取得」といった課題の解決、臨床工学技士の業務負荷の軽減化を行うため、RFIDや位置検知など新しいIT技術を駆使した多拠点・多品種対応の設備管理システムの様々な分野での納入実績とノウハウを有する(株)日立情報制御ソリューションズと医療機器データベースの維持管理、医療機器安全情報の提供を行っている(財)医療情報システム開発センターが医療機器管理システムとして「SaaS型ME機器管理システムMEDICSON」を開発し、提供することといたしました。

 この「SaaS型ME機器管理システムMEDICSON」の特徴は、
「安全」、「安心」、「安価」の3つのキーワードでSaaS型で製品を提供しています。

1.利用開始までの期間が大幅に短縮されます。

2.安全情報を自医療機関〜機器に限定した安全情報を選択して提供します。

3.日常業務においては、点検時期の予告や未実施などのアラート表示による点検忘れ防止、法令改正等 においては、バージョンアップ等は利用料金に含まれるため追加支出が不要となります。

4.MEDIS-DC(サービス提供元事業者)のサーバーにソフトウェアがインストールされており、利用者となる医療機関はインターネットを通じて、利用するサービス形態なので、自医療機関には、高価なサーバーやネットワーク構築等の初期設備投資、また、OSのバージョンアップやハードウェアの交換などのサーバーメンテナンス管理等の運用費用、さらに、法改正等によるソフトウェア改修費用の負担がないので少ない費用で始められ、かつ少ない一定額の費用で運用していくことができます。


◆ MEDICSONの仕組み SaaSとは?

SaaS = Software as a Service
クラウドコンピューティング、ASPと同様、インターネットを介した今話題のIT関連サービスです。

SaaSとは?

◆ 医療機器管理を取り巻く法規制にもすばやく対応!

  • 安全対策指針:安全管理責任者による安全管理体制の確立
  • 薬事法改定:機器不具合報告の義務化[平成15年]
  • 医療法改定:安全性情報責任者の設置の義務化[平成19年]
  • 公正競争規約:医療機器の立会い規制[平成20年]
  • 診療報酬改定:医療機器安全管理料の新設・加算[平成20年]
  • 診療報酬改定:医療機器安全管理料の引き上げ[平成22年]